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誹謗中傷の監視方法|Instagram・TikTok・YouTube

最終更新日: 2026-09-14

本記事は一般的な情報提供を目的としています。削除の可否、発信者情報開示の見通し、慰謝料・損害賠償の可能性は、投稿内容・媒体・証拠・期限・権利侵害の内容などにより異なります。個別の見通しは弁護士にご相談ください。

この記事の結論

  • SNSの監視は、自分の投稿に届くコメントやDMと、他人のアカウントや別のサイトでの言及とで方法が変わります。前者は各SNSの表示を絞る機能で、後者は検索とGoogleアラートで拾います。
  • YouTubeでは、ブロックする単語を含むコメントが保留され、承認しない限り公開されません。保留中のコメントは最長60日間YouTube Studioに残るので、その間に内容とURLを記録します。
  • 令和7年度に総務省委託の相談センターへ寄せられた相談は、サービス別ではXが1,695件で最も多く、Instagramは644件、YouTubeは182件、TikTokは179件でした。

誹謗中傷に備えて監視を始めても、手作業で全部を探すやり方は続きません。SNSにはコメントを自動で保留したり非表示にしたりする機能があり、目に入る量を減らしながら記録も残せます。ここではInstagram・TikTok・YouTubeを中心に、設定でできることと設定が届かない範囲の探し方を分けて整理します。Xは検索コマンドが中心になるため、X(旧Twitter)の中傷を監視する方法とツールで扱っています。

監視の対象を「自分の投稿」と「それ以外の場所」に分ける

自分の投稿に付くコメントや自分宛てのDMは、SNSの設定で表示を絞れます。困るのは、他人のアカウントでの投稿や、スクリーンショットで別のサイトに転載された書き込みです。これらは自分の設定では止められず、名前やアカウント名で検索して見つけるしかありません。手順を2つに分けておくと、見落としが減ります。

総務省委託の違法・有害情報相談センターが令和7年度に受けた相談の事業者/サービス別の内訳(複数回答、総計7,613件)は、X(旧Twitter)1,695件(22.3%)、Instagram 644件、YouTube 182件、TikTok 179件です。見る場所が一つだけでは足りません。

SNS別に使える表示を絞る機能

各社が公式に案内・発表している機能を表にまとめました。名前や設定画面の場所はアプリの更新で変わるので、設定するときは各社のヘルプで最新の画面を確かめてください。

SNS表示を絞る主な機能隠れたコメントなどの扱い
YouTubeコメントの保留(なし・基本・厳格・すべて保留)と、ブロックする単語のリスト保留中のコメントは[保留中]タブで確認・承認でき、最長60日間YouTube Studioに残る
Instagramフォローしていない・最近フォローしたアカウントからのコメントを一時的に非表示にする「抑制」と、中傷的な語句や絵文字を含むDMリクエストを分ける「非表示ワード」非表示ワードに当たったDMリクエストは非表示のフォルダに分類される(2021年8月の発表)
TikTokすべてのコメントのフィルタリング、設定したキーワードを含むコメントの自動フィルタリング、コメントできる人の選択(誰でも・友達のみ・オフ)コメントの一括ブロック・削除や、コメントとアカウントの個別・一括の報告ができる(2022年4月の発表)

隠したコメントは消す前に記録する

保留や非表示は、コメントを目に入りにくくするための機能です。残る期間が決まっているものもあります。YouTubeの保留中のコメントもその一つなので、証拠にしたいものは早めに確認してください。記録するのは次の4点です。

  1. コメントが付いた投稿や動画のURL
  2. コメントした相手のアカウント名とID
  3. 画面に表示された投稿日時と、自分が確認した日時
  4. 本文が前後のやり取りと一緒に写ったスクリーンショット

コメントを先に削除すると、あとから内容を示せなくなることがあります。撮影のときに気をつける点は証拠になるスクリーンショットの撮り方にまとめています。

設定の外にある書き込みを探す

自分の名前・アカウント名・屋号は、各SNSのアプリ内検索とGoogle検索の両方で定期的に確かめます。Googleアラートにキーワードを登録すれば、新しい検索結果が見つかったときにメールが届きます。通知の頻度や表示するサイトの種類は、オプションで選べます。

媒体ごとの探し方と、見つけた書き込みが権利侵害にあたりうるかを見分ける観点は誹謗中傷チェック|自分の名前が書かれていないか確認する方法で解説しています。

監視を続けるための工夫と相談先

毎日すべてを見る必要はありません。確認する曜日を決め、見つけた投稿のURL・日時・取った対応を一つの表に書き足していくと、相談の場で経過を説明しやすくなります。家族や信頼できる人に確認を頼むのも手です。

判断に迷ったときは公的な窓口を使えます。違法・有害情報相談センターは、相談者が自分で行う削除の対応方法を案内する窓口で、削除依頼の代行はしていません。法務局では削除依頼の方法を助言するほか、人権侵害にあたると認めた情報についてプロバイダなどへ削除を要請しており、みんなの人権110番(0570-003-110)でも相談を受け付けています。

よくある質問(FAQ)

Q1. アカウントを非公開にすれば、監視は必要なくなりますか。

A. 非公開やコメントの制限で、自分の投稿に届く書き込みは減らせます。ただ、別のアカウントでの言及やスクリーンショットによる転載は設定の対象外なので、名前やアカウント名での検索は続けてください。

Q2. 子どものSNSを保護者が見守るときは、どのような機能がありますか。

A. TikTokは2025年7月、保護者が子どもの選んだプライバシー設定を確認できる機能などを、「ペアレンタルコントロール」に順次導入し始めたと発表しました。書き込みを見つけたときの記録の残し方も、子どもと一緒に確認しておくと安心です。

Q3. 保留したコメントは、あとから表示に戻せますか。

A. YouTubeでは、保留中のコメントを確認して承認すれば公開されます。ブロックする単語を含むだけの応援コメントが保留されることもあるため、[保留中]タブはときどき見返してください。

出典一覧(一次情報)

免責事項

本記事は一般的な情報提供を目的としています。各SNSの機能は提供元のヘルプや発表に基づいて整理したもので、名称や仕様は変わることがあります。削除の可否や発信者情報開示の結果を保証するものではありません。個別の見通しは弁護士にご相談ください。

一人で抱えず、まず状況を整理しましょう

削除・投稿者の特定・損害賠償のどれが向くかは、媒体・証拠・期限で変わります。下の3ステップで整理できます。

① 被害タイプ診断② 証拠を整理③ 弁護士に相談

※ 削除・発信者情報開示・慰謝料・損害賠償・解決を保証するものではありません。秘密厳守で対応します。

本記事は一般的な情報提供を目的としています。削除の可否、発信者情報開示の見通し、慰謝料・損害賠償の可能性は、投稿内容・媒体・証拠・期限・権利侵害の内容などにより異なります。個別の見通しは弁護士にご相談ください。

ネット誹謗中傷相談ナビの相談前整理事例

サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。

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※ 削除、発信者情報開示、慰謝料・損害賠償の結果を保証するものではありません。個別の見通しは弁護士にご相談ください。

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