削除請求

ネット削除依頼の値段と期間|自分で・弁護士に頼む場合を手続き別に比較

最終更新日: 2026-09-14

この記事の結論

  • ネットの削除依頼の値段は手続きで変わります。サイトの通報フォームや検索エンジンへの削除リクエストは無料、裁判所の削除仮処分・発信者情報開示命令は申立手数料などの法定費用がかかり(仮処分は担保金が必要になることがあります)、弁護士費用は事務所により異なります。
  • 期間はフォームからの依頼なら数日から数週間が目安で、裁判所の手続きは審尋の日程や相手方の対応で変わります。
  • 自分で進めるか弁護士に頼むかは、投稿がまだ閲覧できるか、削除だけか投稿者の特定や賠償まで求めるか、投稿が何件・何媒体にあるかで判断します。
本記事は一般的な情報提供を目的としています。削除の可否、発信者情報開示の見通し、慰謝料・損害賠償の可能性は、投稿内容・媒体・証拠・期限・権利侵害の内容などにより異なります。個別の見通しは弁護士にご相談ください。

削除請求を検討する際、「いくらかかるのか」「どのくらい時間がかかるのか」は気になる点です。本記事では考え方を整理します(金額・期間は事案により異なります)。

費用の考え方

費用は、依頼する手続きの種類(任意の削除依頼か、裁判所の手続きか)・媒体・件数などにより異なります。詳しくは 費用について をご確認ください。

期間の考え方

任意の削除依頼で対応される場合は比較的早いこともありますが、裁判所の手続きを利用する場合は一定の時間がかかることがあります。

費用倒れを避けるために

削除したい投稿の数や内容、希望する対応を整理したうえで、費用と見込みのバランスを相談時に確認することが大切です。投稿者特定や賠償も希望する場合は、進め方を合わせて検討します。

費用・期間・結果を断定することはできません。事案により異なるため、相談時にお見積もり・見通しをご確認ください。

投稿情報の整理は 投稿URL・証拠整理ツール、ご相談は 相談予約フォーム から。

ネット削除依頼の値段は手続きごとにどう違うのか

「削除依頼の値段」と一口に言っても、誰に何を頼むかで性質が変わります。裁判所を使う手続きには法令で決まった実費(法定費用)があり、これは事務所を問わず同じです。一方で弁護士費用は各事務所が自由に定めるため、金額は事務所により異なります。ここでは自分でできるかどうかと、法定費用の有無で整理します。

手続き種別自分でできるか概算(法定費用のみ)
サイト内の通報フォーム・削除依頼フォームできるかからない
検索エンジンへの削除リクエストできるかからない
送信防止措置依頼(プロバイダ責任制限法の書式による任意の依頼)できる場合がある郵送費・本人確認書類の取得費などの実費のみ
削除仮処分の申立て(裁判所)制度上は本人申立ても可能だが、疎明資料の準備が必要申立手数料・郵便切手のほか、裁判所が定める担保金(供託)が必要になることがある。金額は事案により裁判所が決める
発信者情報開示命令の申立て(裁判所)同上申立手数料・郵便切手などの実費
弁護士への依頼(上記いずれか)法定費用は上記と同じ。弁護士費用は事務所により異なる

この表に弁護士費用の目安を書いていないのは、着手金・報酬金の定め方が事務所ごとに違い、投稿の数・媒体・手続きの種類でも変わるためです。金額は依頼前に見積書で確認してください。当サイトの費用についてもあわせてご覧ください。

自分でやるか依頼するかは何で決めればよいのか

費用だけで決めると、時間切れで選択肢が狭まることがあります。次の順で見ると判断しやすくなります。

  • 投稿がまだ閲覧できるか。アクセスログの保存期間には限りがあり、発信者を特定する余地は時間とともに小さくなります
  • 求めるのが削除だけか、発信者の特定や損害賠償まで含むか。後者は手続きが増えます
  • 投稿が1件か、複数媒体に拡散しているか。件数が増えると費用も期間も変わります
  • フォームからの依頼をすでに試したか。結果(削除された・応答がない)自体が次の手続きの資料になります

件数の傾向は誹謗中傷の件数グラフ、媒体ごとの相談の多さはSNS別の相談件数で確認できます。

よくある質問

初回相談は有料ですか?
事務所により異なります。費用について をご確認のうえ、相談時にご確認ください。
ネットの削除依頼はいくらぐらいかかりますか。
サイトの通報フォームや検索エンジンへの削除リクエストは費用がかかりません。裁判所を使う削除仮処分や発信者情報開示命令には申立手数料や郵便切手などの法定費用がかかり、仮処分では担保金が必要になることがあります。弁護士費用は事務所により異なるため、見積書で確認してください。
自分で削除依頼をすることはできますか。
サイト内の通報フォームや検索エンジンへの削除リクエストは自分で行えます。プロバイダ責任制限法の書式による送信防止措置依頼も本人が行える場合があります。裁判所の手続きは制度上は本人申立ても可能ですが、疎明資料の準備が必要です。
削除にはどのくらい期間がかかりますか。
フォームからの依頼は事業者の対応次第で数日から数週間、裁判所の手続きは審尋の日程や相手方の対応により変わります。アクセスログの保存期間には限りがあるため、発信者の特定まで考えるなら早めに動く方が選択肢が残ります。
複数の投稿をまとめて依頼すると安くなりますか。
件数によって費用の考え方が変わることはありますが、安くなるとは限りません。媒体が分かれていると手続きも分かれます。投稿URLと投稿日時を一覧にしてから相談すると、見積もりが正確になります。

費用や期間を見る前に整理する情報

ネット投稿の削除相談では、費用や期間だけでなく、投稿の場所、投稿内容、投稿者情報、緊急性、証拠保存の状態によって確認事項が変わります。相談前に次の情報を整理してください。

確認項目 保存するもの
投稿URL URL、投稿ID、共有リンク
投稿内容 本文全体、画像、動画、前後の文脈
投稿日時 画面上の日時、スクリーンショット取得日時
投稿者情報 表示名、ID、プロフィールURL
被害状況 問い合わせ、業務影響、生活上の影響
希望する対応 削除、発信者情報開示、再投稿対策、証拠保全

削除、開示、投稿者特定、損害賠償の可否や期間は、投稿内容、媒体、証拠、手続きにより異なります。費用や期間を断定する前に、URLと証拠を残してください。

関連して確認したいページ

相談前に整理したい事例パターン

削除費用や期間は、媒体、投稿内容、証拠保存、相手方対応の有無で変わります。まずURLと投稿内容を固定して保存します。

事例パターン 確認すること 残す証拠
口コミサイトの投稿削除にどれくらいかかるか知りたい 投稿URL、投稿日時、店舗名や個人名の出方を確認する URL、投稿全文、投稿者表示、スクリーンショット
SNSで名前や会社名を出された 投稿本文、引用、拡散、プロフィール情報を分ける 投稿URL、引用投稿、プロフィールURL、取得日時
検索結果に古い誹謗中傷ページが出る 元ページと検索結果画面を混同せず保存する 検索結果画面、元URL、キャッシュ有無、表示日時

以下は相談前整理のために一般化した事例です。特定の事業者、人物、サービスについて、違法性、詐欺性、返金可否、削除可否、法的判断を断定するものではありません。

次に確認するページ

削除依頼の費用・値段を確認する前に整理したいこと

掲示板、ニュース記事、口コミ、SNSなど、どの媒体の投稿かによって確認する窓口や手続きが変わります。費用を比較する前に、まず対象投稿と希望する対応を整理しておくと、相談時に確認すべき範囲が明確になります。

確認項目費用に影響しやすい理由保存するもの
媒体の種類任意の通報・削除依頼で足りる場合と、裁判所手続きを検討する場合で進め方が異なります。投稿URL、媒体名、アカウントURL
投稿の数対象投稿が増えると、確認・申立て・証拠整理の範囲が広がる場合があります。投稿ごとのURL、日時、スクリーンショット
希望する対応削除のみか、発信者情報開示や損害賠償も検討するかで必要な手続きが変わります。削除希望、特定希望、賠償相談などの希望メモ
緊急性拡散状況やログ保存期限が問題になる場合、早めの確認が必要になることがあります。拡散状況、検索結果、業務への影響メモ

費用項目の考え方は 費用について、相談前の資料整理は 投稿URL・証拠整理 でも確認できます。LINEで整理する場合は LINE案内 をご利用ください。

※ 費用、期間、削除可否、投稿者特定、損害賠償の見通しを保証するものではありません。個別の見積もりと方針は弁護士相談時に確認してください。

一人で抱えず、まず状況を整理しましょう

削除・投稿者の特定・損害賠償のどれが向くかは、媒体・証拠・期限で変わります。下の3ステップで整理できます。

① 被害タイプ診断② 証拠を整理③ 弁護士に相談

※ 削除・発信者情報開示・慰謝料・損害賠償・解決を保証するものではありません。秘密厳守で対応します。

本記事は一般的な情報提供を目的としています。削除の可否、発信者情報開示の見通し、慰謝料・損害賠償の可能性は、投稿内容・媒体・証拠・期限・権利侵害の内容などにより異なります。個別の見通しは弁護士にご相談ください。

ネット誹謗中傷相談ナビの相談前整理事例

サイト名、サービス名、担当者名、LINE名、決済名などで確認している方は、事例パターンと証拠の残し方を分けて確認してください。個別の違法性、返金可否、削除可否、解決を断定するものではありません。

相談前に、投稿情報を整理しませんか?

LINEでは、証拠保存チェックリストや投稿URL・投稿日時の整理案内を受け取れます。

※ 削除、発信者情報開示、慰謝料・損害賠償の結果を保証するものではありません。個別の見通しは弁護士にご相談ください。

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